江別市立病院 - 市民の健康の増進と福祉の向上のため、地域の中核病院としてまちづくりに貢献します。

診療科・部門

江別市立病院・放射線科「放射線のおはなし」についてご紹介します。

放射線科の基本方針

はじめに…暮らしの中の放射線

~ 私たちは、毎日の生活の中で放射線を受けています! ~

放射線というと、広島・長崎の原爆のイメージから“怖い”“危険なもの”と思っている方も多いと思いますが、日常生活の中にも放射線は存在しています。例えば大気中や大地など自然界からうける放射線の量は1人あたり年間2.4mSv(Sv:シーベルトは放射線の単位です)で、胸部写真約10回分に相当します。宇宙線といって宇宙から出る放射線もあり、ニューヨーク~東京間往復空路で胸部写真約1回分の被ばくに相当します。このようなことから、少量の放射線は安全であることをご理解いただけると思います。


♪もっとおしえて放射線♪  よくある質問Q&A

Q1:CT検査を受けてがんになったりはしないの?
A1:以前新聞報道による「医療被ばくで発がん率3.2%アップ」という記事について多くの反響があり、みなさんの中にも心配されている方が多いと思います。これは、広島・長崎の原爆で大量被ばくした人達に、白血病などが増加したことに由来した仮説の話であり、実際にCTなどの検査で発がん率が増加したという事例はありません。一度に大量に被ばくしなければ発がん率の増加は考えにくく、日常のCT検査でそのような線量を被ばくすることはまずないと言えます。また、人体には自然回復機能が備わっているため、数回にわたり検査を受けても問題はありません。安心して検査をお受けください。
Q2:妊娠中に検査を受けてしまったのですが、赤ちゃんに影響はありませんか?
A2:妊娠中に被ばくすると奇形児が生まれるなどという俗説があり、心配される方も多いかと思 います。国際放射線防護委員会により、胎児に対して100mGy(Gy:グレイは人体に吸収 する放射線量の単位です)以下ならまず問題はなく、500mGy以上被ばくすると障害が出る 可能性が高まるという境界の線量が定められています。通常のCT検査やレントゲンで腹部 や骨盤を撮影しても、胎児や生殖線への被ばくは数m~20mGy程度と、これらの線量を超 えることはまずありませんが、妊娠に気付かずに検査を受けた場合は、検査の種類や内容を 医師に報告し、相談した上で、安心して出産に臨んでください。
Q3:放射線の検査で不妊になったりしませんか?
A3:不妊に関しては一時的不妊と永久不妊があり、胎児と同様にこれ以上被ばくしなければ大丈夫という境界の線量が定められています。男性のこう丸で一度に150(3500~6000)mGy、女性の卵巣で650(2500~6000)mGy以上受けなければ問題ありません。
※( )内は永久不妊となる線量
通常の検査でこのような大線量の放射線を受けることはまずありませんので、ご安心ください。
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