令和3年度病院指標

令和３年度 江別市立病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 468 107 113 174 187 241 454 773 704 321
江別市立病院は、地域の中核病院として幅広い年齢層の患者さまに医療の提供を行っています。
退院患者の総人数は3,542人で、60歳以上の患者さまは全体の約63.5%にのぼります。
また、分娩件数も増加していることから、0~9歳の患者数も多くなっています。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症　手術なし 31 18.87 13.14 16.13 81.06
050130xx9900xx 心不全　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし 17 16.41 17.35 5.88 84.71
100380xxxxxxxx 体液量減少症 12 30.25 10.66 25.00 84.58
0400801499x001 肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なしA-DROPスコア１ 12 19.75 14.36 8.33 86.58
0400801499x002 肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なしA-DROPスコア２ 11 23.09 15.86 0.00 83.55
内科は、手術を必要としない尿路感染症や心不全、肺炎の治療を多く治療しています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 75 2.76 2.65 0.00 66.85
060190xx99x0xx 虚血性腸炎　手術なし　手術・処置等２なし 14 8.07 8.74 0.00 66.71
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患　手術なし 12 6.67 7.70 0.00 69.67
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症（その他良性疾患）　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし 10 6.30 7.74 0.00 58.20
060335xx99x00x 胆嚢炎等　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし ー ー 10.94 ー ー
消化器内科では、上部・下部消化管や胆道等の消化器全般の診療と行っており、なかでも小腸・大腸ポリープに対する内視鏡的治療を最も多く行っています。
外科的治療が必要となった場合は、外科医と連携し治療にあたります。

※患者数が10未満の項目については（ー）ハイフンにて表示しております。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900xx 心不全　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし 59 27.37 17.35 5.08 84.44
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１１あり　手術・処置等２なし 49 3.14 3.06 4.08 69.06
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２なし 21 27.14 20.57 0.00 85.71
050210xx97000x 徐脈性不整脈　手術あり　手術・処置等１なし、１，３あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし 15 12.93 10.24 0.00 83.33
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１なし、１，２あり　手術・処置等２なし 15 5.93 4.36 0.00 75.60
循環器内科では、心不全の治療や心臓カテーテル検査を多く行っています。
心不全の治療で入院される患者さまの平均年齢は84.4歳と、昨年の81.95歳より上がっています。
これに伴い、入院日数も長くなっています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）　手術なし　手術・処置等２なし 259 6.54 6.13 0.77 0.00
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重1500g以上2500g未満）　手術なし　手術・処置等２なし 24 8.29 11.01 0.00 0.00
080270xxxx1xxx 食物アレルギー　手術・処置等１あり 20 1.95 2.13 0.00 2.55
060380xxxxx00x ウイルス性腸炎　手術・処置等２なし　定義副傷病なし 16 3.31 5.53 6.25 2.81
180030xxxxxx0x その他の感染症（真菌を除く。）　定義副傷病なし 13 4.31 10.47 0.00 3.00
小児科では、分娩件数の増加に伴い、早産児や低出生体重児等の新生児疾患の治療が多くなっています。
専門外来であるアレルギー外来では、入院にて食物アレルギーの負荷検査を行っています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx99x6xx 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ６あり 35 3.06 4.54 0.00 69.20
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 34 5.68 4.74 2.94 74.24
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等　手術・処置等１なし 27 11.07 10.15 0.00 71.96
060330xx02xxxx 胆嚢疾患（胆嚢結石など）　腹腔鏡下胆嚢摘出術等 20 6.95 6.25 0.00 67.30
060035xx99x0xx 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２なし 13 10.62 8.04 0.00 79.08
外科では、大腸癌や乳癌の症例件数が増加しています。
その他、鼠径ヘルニアや急性胆嚢炎に対する腹腔鏡手術についても多く実施しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等 86 54.03 25.32 11.63 82.58
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）　手術なし 19 43.05 19.34 0.00 82.63
160980xx99x0xx 骨髄損傷　手術なし　手術・処置等２なし 12 37.58 19.02 0.00 91.08
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼　骨折観血的手術　鎖骨、膝蓋骨、手（舟状骨を除く。）足、指（手、足）その他等 11 33.09 18.36 0.00 57.55
160800xx99xxxx 股関節・大腿近位の骨折　手術なし ー ー 15.2 ー ー
整形外科は、手術を要する症例を多く診療しています。
大腿骨頚部骨折が最も多く、平均年齢は82.58歳と昨年度よりやや高くなっています。
リハビリに期間を要する場合は、地域包括ケア病棟で在宅復帰を目標にリハビリを行う場合があります。

※患者数が10未満の項目については（ー）ハイフンにて表示しております。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常　子宮全摘術等 36 9.31 9.39 0.00 33.00
120260xx01xxxx 分娩の異常　子宮破裂手術等 27 9.22 9.38 0.00 30.85
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍　卵巣部分切除術（膣式を含む。）　腹腔鏡によるもの等 21 7.14 6.11 0.00 45.90
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍　腹腔鏡下膣式子宮全摘術等 18 6.50 6.04 0.00 43.89
120170x199xxxx 早産、切迫早産（妊娠週数34週未満）　手術なし 16 19.88 21.53 18.75 30.88
当院は現在、江別市唯一の分娩取扱医療機関となっています。
帝王切開による分娩症例が36件と最も多くなっています。
令和３年度の分娩件数は、458件(死産を除く)です。
この他に、卵巣腫瘍や子宮頸部異形成等の手術治療も行っています。
耳鼻いんこう科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害　手術なし 28 7.46 4.92 0.00 64.57
030430xx97xxxx 滲出性中耳炎、耳管炎、耳管閉塞　手術あり 12 3.00 3.22 0.00 2.00
030428xxxxxxxx 突発性難聴 ー ー 8.75 ー ー
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　手術なし ー ー 5.71 ー ー
030240xx01xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　扁桃周囲膿瘍切開術等 ー ー 8.50 ー ー
耳鼻いんこう科で最も多い症例は、めまい症状に対する対処療法です。
次いで中耳炎に対するチュービング手術が多く、
突発性難聴や慢性扁桃炎等の治療も行っています。

※患者数が10未満の項目については（ー）ハイフンにて表示しております。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患　手術あり両眼 91 3.11 4.83 0.00 77.02
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患　手術あり片眼 69 2.94 2.71 0.00 76.46
020160xx97xxx0 網膜剥離　手術あり片眼 ー ー 8.48 ー ー
020240xx97xxx0 硝子体疾患　手術あり片眼 ー ー 5.36 ー ー
020220xx97xxx0 緑内障　その他の手術あり片眼 ー ー 5.41 ー ー
眼科では、白内障に対する手術治療を最も多く行っており、入院で治療している件数は160件（９１件＋６９件）です。
一度の入院で両眼手術を行うことも可能です。日帰り治療も可能で患者さまに選択していただけます。
この他、網膜剥離や硝子体出血等の硝子体疾患、緑内障の手術治療も実施しています。

※患者数が10未満の項目については（ー）ハイフンにて表示しております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１あり 55 2.24 2.50 0.00 71.80
11012xxx020x0x 上部尿路疾患　経尿道的尿路結石除去術　手術・処置等１なし　定義副傷病なし 38 3.68 5.56 0.00 61.66
110420xx02xx0x 水腎症等　経尿道的尿管ステント留置術 35 2.29 3.99 0.00 78.34
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等２なし 34 9.74 7.02 0.00 73.62
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症　手術なし 26 13.08 13.14 11.54 79.04
泌尿器科は、前立腺癌診断のために行う前立腺針生検検査が最も多い症例です。
その他、尿管結石や水腎症、膀胱癌の治療を行っています。
入院日数は、全国平均より短いまたは全国平均並みとなっています。
麻酔科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎　その他の手術あり　手術・処置等２なし 31 14.55 15.77 0.00 65.74
010111xxxxx0xx 遺伝性ニューロパチー　手術・処置等２なし 20 2.85 12.06 0.00 76.30
010080xx99x0x1 脳脊髄の感染を伴う炎症　手術なし　手術・処置等２なし15歳以上 ー ー 16.74 ー ー
071030xx97xxxx その他の筋骨格系・結合組織の疾患　手術あり ー ー 21.72 ー ー
071030xx99xx0x その他の筋骨格系・結合組織の疾患　手術なし　定義副傷病なし ー ー 9.57 ー ー
ペインクリニック麻酔科は、帯状疱疹後神経痛や腰部脊柱管狭窄症等に対する疼痛管理を中心に行っています。
帯状疱疹後神経痛や三叉神経痛については、患者さまの症状に応じて、神経ブロック注射による治療も行うことができます。

※患者数が10未満の項目については（ー）ハイフンにて表示しております。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 ー ー 10 ー 10 ー 1 7
大腸癌 ー 23 19 29 28 25 1 7
乳癌 14 20 15 ー ー ー 1 7
肺癌 ー ー ー ー ー ー 1 7
肝癌 ー ー ー ー ー ー 1 7

※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約

５大がんと呼ばれる、胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の診療実績です。
がんの「初発」・「再発」に分けて令和元年度の実績を集計しています。

「初発」は当院にて初回診断・治療を行ったものを指し、「再発」とは当院・他施設を問わず初回治療完了後に再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。

※UICC病期分類とは『UICC病期分類国際対がん連合』によって定められた
①原発巣の大きさと進展度　②所属リンパ節への転移状況　③遠隔転移の有無　以上３つのカテゴリーによって各がんをⅠ期（早期）からⅣ期（末期）の４病期（ステージ）に分類するものです。

※癌取り扱い規約とは、癌の進み具合を評価するための基準を示し、治療法の選択や治療効果を評価するための拠りどころとなります。
また同じ臓器がんでも多種多様であり、その種類が治療法の選択にも影響するので、どんな性質かを組織や細胞の形などから分類します。

当院は大腸癌（結腸癌や直腸癌）の症例が最も多く、胃癌は昨年度と比較すると増加しています。
胃や大腸の消化器悪性腫瘍に対しては、外科的治療や化学療法等の集学的治療を行っています。
乳癌については乳腺専門外来を開設し、診断から治療まで一貫して行っています。

※患者数が10未満の項目については（ー）ハイフンにて表示しております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 ー 22.43 57.71
中等症 50 30.16 80.24
重症 26 21.73 87.08
超重症 ー 37.00 82.00
不明 ー ー ー
市中肺炎とは、普段の生活の中でかかる肺炎のことです。

日本呼吸器学会「成人市中肺炎診断ガイドライン」に基づいた重症度分類を用いで集計しています。
集計対象は、細菌による肺炎のみとなります。
（インフルエンザ等のウイルス性肺炎・誤嚥による誤嚥性肺炎・気管支炎などは集計対象外です。）

当院は中等症～重症の患者さまを中心に治療しています。
平均年齢は中等症以上が80歳台と高齢になっています。

※患者数が10未満の項目については（ー）ハイフンにて表示しております。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
- ー ー ー ー
当院は脳神経外科を標榜していないため、他医療機関へ転院などの対応を行っています。

※患者数が10未満の項目については（ー）ハイフンにて表示しております。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル未満 81 0.47 1.53 0.00 67.20
K654 内視鏡的消化管止血術 ー ー ー ー ー
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチ ー ー ー ー ー
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 ー ー ー ー ー
K7391 直腸腫瘍摘出術（ポリープ摘出を含む）　経肛門 ー ー ー ー ー
消化器内科では、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が最も多く、２～３日程度の短期入院で治療が可能です。
内視鏡的消化管止血術は、吐血（口から血液を吐く）や下血（肛門から血液が出る）などの消化管出血を止めるために行います。
患者さまの状態や出血の性状・部位など、内視鏡で確認した後、止血法の選択をします。

※患者数が10未満の項目について（ー）ハイフンにて表示しております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの 11 6.64 5.91 0.00 75.73
K597-2 ペースメーカー交換術 10 1.00 10.40 0.00 84.30
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術 10 0.00 14.80 0.00 65.00
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術　不安定狭心症に対するもの ー ー ー ー ー
K5972 ペースメーカー移植術　経静脈電極の場合 ー ー ー ー ー
循環器内科では、不安定狭心症や急性心筋梗塞に対する経皮的冠動脈ステント留置術を、365日可能な限り実施できる体制をとっております。

※患者数が10未満の項目については（ー）ハイフンにて表示しております。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 25 5.92 7.60 0.00 68.04
K6335 ヘルニア手術　鼠径ヘルニア 23 1.35 3.43 4.35 77.52
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置　頭頸部その他に設置した場合 23 0.74 4.74 0.00 67.30
K4763 乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 20 1.00 8.65 0.00 75.75
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル未満 14 0.50 1.21 0.00 67.64
急性胆嚢炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術が最も多い症例です。
これに次いで鼠径ヘルニア手術が多く、大腸癌や胃癌、乳癌などの悪性疾患に対して化学療法を実施する際、抗がん剤投与のためのCVポート造設術が多く実施されています。
外科では多くの疾患にクリニカルパスを導入しており、治療の過程を明確にし、早期退院できるように努めております。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿 72 7.58 46.01 8.33 82.96
K0462 骨折観血的手術　前腕、下腿、手舟状骨 25 6.44 38.76 0.00 64.52
K0811 人工骨頭挿入術　肩、股 24 10.13 46.75 8.33 81.25
K0463 骨折観血的手術　鎖骨、膝蓋骨、手（舟状骨を除く。）、足、指（手、足）その他 10 6.90 45.40 0.00 61.90
K0483 骨内異物（挿入物を含む）除去術　前腕、下腿 ー ー ー ー ー
整形外科では骨折に対する手術、特に高齢者の下肢手術を多く行っています。
高齢者の転倒等による大腿骨骨折の手術が最も多くなっています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術　選択帝王切開 37 2.73 6.86 0.00 32.84
K8981 帝王切開術　緊急帝王切開 35 1.23 7.20 0.00 31.37
K8882 子宮付属器腫瘍摘出術（両側）　腹腔鏡によるもの 21 1.19 4.95 0.00 46.43
K877-2 腹腔鏡下膣式子宮全摘術 19 1.00 4.89 0.00 48.00
K867 子宮頸部（膣部）切除術 16 0.38 1.00 0.00 36.50
産婦人科で最も多い手術は帝王切開術の７２件（３７件＋３５件）となっています。
分娩時の異常に対する、緊急帝王切開、前置胎盤などの合併症、帝王切開既往がある妊婦さんに対して選択帝王切開を行っています。
この他、子宮頸部異形成や悪性腫瘍等の婦人科系疾患の手術治療も行っています。
耳鼻いんこう科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K309 鼓膜（排液、換気）チューブ挿入術 12 1.00 1.00 0.00 2.00
K3772 口蓋扁桃手術　摘出 ー ー ー ー ー
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 ー ー ー ー ー
K4611 甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術　片葉のみの場合 ー ー ー ー ー
K6262 リンパ節摘出術　長径３センチメートル以上 ー ー ー ー ー
耳鼻いんこう科での手術の大半は、クリニカルパスを導入しています。
最も多い症例は、鼓膜チューブ挿入術です。
その他に甲状腺腫瘍に対する甲状腺部分切除術・甲状腺腫摘出術や、扁桃炎や睡眠時無呼吸症候群に対する口蓋扁桃手術等を行っています。

※患者数が10未満の項目については（ー）ハイフンにて表示しております。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術　眼内レンズを挿入する場合　その他のもの 157 0.96 1.20 0.00 76.46
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 20 1.35 9.50 0.00 68.45
K279 硝子体切除術 ー ー ー ー ー
K2821ｲ 水晶体再建術　眼内レンズを挿入する場合　縫着レンズを挿入するもの ー ー ー ー ー
K214 霰粒腫摘出術 ー ー ー ー ー
眼科で最も多い症例である白内障手術は、クリニカルパスを使用しており、２～３日間の短期入院の方が多いです。日帰り手術を選択することも可能です。
網膜・硝子体疾患については、放置すると失明の危険性もある為、患者さまの状態に応じて大学病院と連携して治療にあたっています。

※患者数が10未満の項目については（ー）ハイフンにて表示しております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 52 0.56 4.19 3.85 75.81
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　電解質溶液利用のもの 33 1.27 5.52 0.00 73.91
K7811 経尿道的尿路結石除去術　レーザーによるもの 33 1.30 2.18 0.00 61.88
K8411 経尿道的前立腺手術　電解質溶液利用のもの 19 2.37 9.05 0.00 77.37
K805 膀胱瘻造設術 ー ー ー ー ー
泌尿器科で最も多い手術は、経皮的尿管ステント留置術です。尿管結石や腫瘍等が原因の尿管閉塞・狭窄症に対して尿管ステント留置します。２～３日の短期入院で行います。
この他、膀胱癌や前立腺肥大症に対する経尿道的手術や、経尿道的尿路結石除去術を実施しています。
経尿道的尿路結石除去術は、内視鏡およびレーザーを用いた低侵襲手術で行っております。

※患者数が10未満の項目については（ー）ハイフンにて表示しております。
麻酔科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K188-2 硬膜外腔癒着剥離術 43 5.88 11.51 2.33 66.23
麻酔科では、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア等の患者さまに対し、硬膜外腔癒着剥離術を実施しています。
この手術は、痛みを感じている神経の近くまでカテーテルをすすめ、薬液を使って神経の周りの癒着をはがし、神経の炎症を抑え、痛みを改善するための手術です。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 ー ー
異なる ー ー
180010 敗血症 同一 ー ー
異なる 11 0.31
180035 その他の真菌感染症 同一 ー ー
異なる ー ー
180040 手術・処置等の合併症 同一 23 0.65
異なる ー ー
播種性血管内凝固症候群、敗血症、真菌症、手術・処置等の合併症の症例数を集計し、全退院患者に対する発生率を算出しています。

手術・処置等の合併症は、人工関節感染やカテーテル感染症、人工透析患者さまのシャント狭窄等がみられました。
手術や処置等は注意を払って施行していますが、一定の確率で合併症は起こり得ます。
そのため、手術・処置等の前には、患者さまやご家族へ起こりうる合併症について説明を行うよう努めております。

※患者数が10未満の項目については（ー）ハイフンにて表示しております。
更新履歴
2022/9/30
令和３年度病院指標掲載