ご挨拶
病院事業管理者・院長からのご挨拶

江別市立病院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
江別市病院事業管理者・院長の長谷部です。病院近くの「四季の道」に歌碑のある江別ゆかりの詩人「はせべちんもく(支部沈黙)」には、同じ「はせべ」として遠からぬ縁を感じております。ただし、「沈黙」は私の性には合いませんので、いつでもどこでも気軽にお声掛けいただければ幸いです。


江別市立病院は、昭和26年4月に前身の国立札幌病院診療所が江別町に移管され、「江別町立病院」として開設されて以来、江別市の発展とともに、市民の健康を支える役割を担ってきました。平成10年12月には、現在地で病院を改築し、江別市とその近隣市町村を含む約16万人の医療圏の中で、「いたわりの心」の基本理念のもと、「断らない医療の実践」をスローガンに掲げ、急性期医療を担う地域の基幹病院として、安全で安心な医療の提供を行っております。
標ぼうする診療科は、内科系・外科系各診療科のほか、小児科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、精神科など、乳幼児から高齢者まで、市民の命と健康を守る総合病院として幅広い診療に当たっております。小児では心臓・腎臓・てんかん・アレルギーなどの特殊外来を、物忘れ・認知症に関しては認知症疾患医療センターを核に老人看護専門看護師・認知症看護認定看護師を配置した物忘れ外来を、分娩後の訪問型・日帰り型・宿泊型産後ケアや精神科医による産後鬱(うつ)に対応するマタニティメンタル外来など様々な周産期医療を提供しており、令和8年3月に地域周産期母子医療センターの認定を受けました。令和7年度には赤ちゃんのあたまのかたち外来、整形外科の肩専門外来も開始し、10月には消化器病センターを開設して消化器内科・外科の総合的な消化器診療が充実する形となりました。令和8年4月には地域初の形成外科を開設し、褥瘡・外傷からまぶた外来まで幅広く対応してまいります。今後も市民の皆さまのご要望に即した対応を心がけてまいります。

また、令和8年から江別市と医療法人渓和会江別病院が中心となって設立した「地域医療連携推進法人メディカルアライアンス江別」が本格稼働するのに伴い、可能な限り市内で完結できる医療体制の確立を目指してまいります。

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病院事業管理者 長谷部 直幸

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私は、江別市立病院の目指すべき医療として「高度先進地域医療」の概念を提唱しております。これは先進のデジタル技術と究極のアナログ技術を兼ね備えた近未来のハイブリッド医療です。DXによる先進医療こそ人材不足の地域医療に不可欠な要素ですが、その一方で患者さまに寄り添い、お話しを聞き、共感し癒やしてあげる「赤ひげの精神」の実践は、AIロボットより我々人間が果たすべき役割であるとの思いを両立させる医療のあり方です。私たちはデジタル技術を駆使して「断らない医療」を実践しながら、さらにこの医療に患者さまの「心地よさ」を最大限上乗せすることを目指してまいります。

当院は、コロナ禍の中でも経営再建を進め、医療の質の向上と経営基盤の強化を図り、市民の皆さまにとって必要な医療を提供すべく努力を続けてまいりました。職員が主体性と専門性を発揮して、いきいきとチームで取り組める「元気が出る職場づくり」を進めており、数々の「元気アップ・プロジェクト」を展開して院内改革の機運を高めながら、「おはよう」と「ありがとう」の響き合う病院を合い言葉に、市民・患者の皆さまに一層信頼される病院をつくってまいります。

市立病院は、「地域の医療をつなぎ」、「地域に密着した医療を提供し」、「地域の発展に貢献する医療」の実現を目指しております。高齢の皆様は自家用車を手放した瞬間から札幌が遠くなり自分の健康を保つことに不安が出てまいります。私たちは地域の医療機関の皆さま方としっかりと連携しながら、市民・患者の皆さまが江別で安心して生活を送ることができますよう、職員一丸となって努力してまいりますので、皆さまのご理解、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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江別市病院事業管理者・江別市立病院 院長

 長谷部 直幸