江別市立病院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
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病院事業管理者 長谷部 直幸 |
令和2年から全世界にまん延した新型コロナウイルス感染症に対して、市民・患者の皆さまには、今もご不安を感じておられる方も多いことと思いますが、必ずや終息の時はまいります。当院は、地域医療を支える中核病院として、北海道から「重点医療機関」の指定を受け、陽性となった方の入院受け入れや発熱患者さまの診療など、市民・患者さまの期待に応えるべく、病院全体でこの未曽有の事態と懸命に闘っております。引き続き感染防止対策は徹底しておりますので、どうぞ安心して受診いただきますようお願いいたします。 当院は、コロナ禍の中、令和2年度からの3年間を集中改革期間として、経営再建を進めております。感染症対応を徹底する一方、通常診療を止めることなく継続しながら、同時に経営改善に取り組み、医療の質の向上と経営基盤の強化を図りつつ、市民の皆さまにとって必要な医療を提供する役割を担ってまいりたいと考えております。そのために、最も重要なことは、医療を支える人材の育成です。職員が主体性と専門性を発揮して、いきいきとチームで取り組める「元気が出る職場づくり」を進めており、数々の「元気アップ・プロジェクト」を展開し院内の改革の機運を高めて、市民・患者の皆さまに一層信頼される病院をつくってまいります。 |
ウクライナ国旗の青と黄色は、青空と小麦畑の象徴だそうですが、これはまさに江別市そのものであり支援と連帯を叫ばずにはいられません。本道有数のブロッコリ、レタスの産地として江別ベジタブルライフキャンペーンは素晴らしい運動です。今後は、減塩も組み合わせて、ナトリウム/カリウム比の改善を呼び掛ける活動を通じて、市民の皆さまの健康増進にも貢献してまいりたいと思います。 最後になりますが、市立病院は、「地域の医療をつなぎ」、「地域に密着した医療を提供し」、「地域の発展に貢献する医療」の実現を目指しております。地域の医療機関の皆さま方としっかりと連携しながら、市民・患者の皆さまが地域で安心して生活を送ることができるよう、職員一丸となって努力してまいりますので、皆さまのご理解、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 |
江別市立病院 病院事業管理者 長谷部 直幸
2018年4月から院長職を拝命しております富山です。このたびは江別市立病院のホームページを御覧いただき誠にありがとうございます。 江別市立病院は、江別市および近隣市町村を含め約16万人の診療圏の中にあって、急性期医療を担う中核病院として、1951年の開院以来半世紀以上にわたり皆様の健康をお守りすることに尽くしてまいりました。開院当初は内科、外科、放射線科の3科28床でスタートしましたが、地域医療への貢献を図るため少しずつ診療科を拡充し、1998年12月の新病院建て替えを機に、呼吸器科、循環器科、消化器科などを新設するほか、人工透析治療も開始するなど現在では22科を標榜しております。稼働病床数は一般病床224床、精神病床43床の合計267床としており、一般病床224床のうち40床は地域包括ケア病棟として運用しております。 外来機能に関しては各専門外来の設置を推し進めてまいりました。小児では心臓・腎臓・てんかん・アレルギーなどの特殊外来を、物忘れ・認知症に関しては老人専門看護師を配置した物忘れ外来を、助産師による産婦検診外来、分娩後の訪問型産後ケア、精神科医による産後鬱(うつ)に対応するマタニティメンタル外来など様々なものを提供してまいりました。今後も患者様の必要性を考慮し、またご要望に即した対応を心がけてまいります。 入院はDPC(診断群分類別包括評価)制度を導入しております。治療コストや内容などにおいて全国平均と見比べながら決して劣ることのないよう常に監視しながら日々治療に当たっております。また当院の基本入院病室は4人用となっていますが廊下側の病床からでも屋外が見え圧迫感が軽減されるように配慮されている珍しい構造です。現病院建設時からの患者様への細やかな配慮の一端かと思われます。もちろんご希望の場合には個室も提供可能となっております。 札幌が近くにあるという環境もあり江別市内の病床数は全国平均より少ないと言われています。いかに札幌に充実した病院群があるといっても高齢になれば近くにある病院にしか通えないのが現実です。自家用車を手放した瞬間から札幌は遠くなり自分の健康を保つことに不安が出てくるのです。電気や水道や道路のように医療も人が住み続けられるための社会的役割を持っていることは間違いありません。江別市民が適切な医療体制の中で安心して生活していけるよう今後も職員一丸となって取り組んでまいりますので、応援いただけますと幸いです。 江別市立病院 院長 富山 光広 |
院長 富山 光広 |