日本人男性のがん罹患率は、前立腺がんが第1位です。
当院の「前立腺がんドック」は、PSA検査(血液検査)とMRI検査(画像診断)を組み合わせることにより、前立腺がん発見の精度がより向上します。
前立腺がんは日本人男性で最も発症数の多いがんです。
まったく自覚症状がないまま、転移がんへ進行する危険性があり、年間1万人以上の方が前立腺がんで死亡しています。
早期発見・早期治療が、あなたの命を守ります。 50歳を超えると罹患率は急激に増加します。 (国立がん研究センターより※2019年実績) 下記のような方は、一度当院の「前立腺がんドック」を受けてみませんか。
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- PSA検査
血液中にある前立腺に特異的なたんぱく質の一種「PSA」の値を測定します。採血のみで前立腺がんの早期発見に役立つ精度の高い検査です。
- MRI検査
磁気を利用して体内の様子を画像化する検査です。放射線被ばくの心配がなく、痛みなく受けていただけます。前立腺がんの診断において最も信頼性の高い画像検査と位置付けられています。
- PSA検査(血液検査)とMRI検査(画像診断)を組み合わせることにより、前立腺がん発見の精度がより向上します。
平日13:30~15:00の間で1時間程度
※MRI検査の混み具合によっては前後します。
※検査結果は後日郵送となります。
24,000円(税込み)
PSAは前立腺がんの腫瘍マーカーです。前立腺がんを早期に発見するために、健康診断や人間ドックで定期的にPSAを測定することが推奨されています。
PSAは加齢とともに上昇するため、年齢によるPSA基準値が標準化されていますが、一般的にはPSAが4.0ng/ml以上になると前立腺がんの可能性が高くなります。PSA高値を指摘された際は、泌尿器科専門医の受診をおすすめいたします。
血液中のPSAは前立腺がん以外に前立腺肥大症、急性前立腺炎、排尿障害(尿閉)、射精、長時間の座位やサイクリングなどでも一過性に上昇することがあります。
磁石の力と電磁波を使用して画像をとる検査です。放射線は使用していないので、放射線被ばくの心配がありません。MRIは放射線を使用しないことの他に以下のような特徴があります。
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MRIは、前立腺がんの局所存在診断(がんの有無や位置、大きさの評価)や病期診断(がんの進行度の評価)に関して、最も信頼性の高い画像診断検査として位置づけられています。また、PSAでは判定困難な前立腺がんと前立腺肥大や前立腺炎との鑑別にも役立ちます。
当院の検診は形態を評価する画像(T2強調画像)と機能を評価する画像(拡散強調画像DWI)の2種類を撮影し、造影剤による副作用発生のリスクと侵襲性を下げ、検査時間も20分程度と短時間です。
造影剤は使用しませんが、造影画像は他の2種類と比べ役割が低いこと、造影画像以外の2種類による評価(biparametric MRI : bpMRI)でも3種類で評価する方法(multiparametric MRI : mpMRI)と同等の診断能を有すると報告もあることから、検診においては十分な診断能があります。
T2強調画像 |
拡散強調画像DWI |
T2強調画像+拡散強調画像DWI |
当院のMRI検査には以下の注意点がございますので、必ずご確認をお願いします
対象者 | 対応方法 |
以下の製品や異物がある方
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当院では検査ができません |
上記以外の体内金属がある方 | 事前に健診センターにご相談ください |
閉所恐怖症の方 | 調整にて検査を施行します。 事前に健診センターにご相談ください |
※上記は当院の前立腺ドックを受診される場合のMRI検査注意点となります。
- 前立腺がんドックは、完全予約制です。
- 予約希望の方は、下記までご連絡ください。
健診センター
TEL:011-382-5151
※予約受付時間 平日11:00~16:00