2024年12月、新たに 認定看護管理者、認知症看護認定看護師、感染管理認定看護師、摂食嚥下障害看護特定認定看護師が誕生しました❣
(当院の専門看護師・認定看護師・認定看護管理者等については『キャリア支援』のページで紹介しています。あわせてご覧ください❣)
![]() |
認定看護管理者の役割は、多様なヘルスケアニーズを持つ個人やその家族・地域に対して、より質の高い医療・看護サービスを提供できるようにマネジメントをすることです。 |
![]() |
認知症の方は、新しいことを覚えることや時間や場所の見当をつけることが苦手です。また、環境の変化に適応するのに時間がかかり、不安や混乱が生じやすいです。そのため、私たちは、認知症の方の立場に立ったケアの実践やご家族へのサポートを行い、少しでも安心して療養していただけるよう尽力しています。 また、入院時から退院まで、その方のもてる力を維持し、退院後の生活に繋いでいけるようチーム活動や多職種で支援しています。 |
![]() |
感染管理認定看護師の役割は、病院全体の感染対策を常に考え、病院が感染に強い組織になるように、最善を尽くしていくことです。それには、小さな感染対策の積み重ねを継続し、根拠のある病院内のルールを築き、繰り返し評価していくことが必要です。 病院職員への教育だけでなく、地域の病院・クリニックとの連携を行い、地域の感染対策も行っていきます。 建物や使用する医療器具などの感染リスクを評価することも重要な役割です。 直接的に患者さんと接する機会は少ないのですが、皆様の笑顔を守るために縁の下の力持ちとして働いております。 |
![]() |
摂食嚥下障害は病気や障害により、食べること、飲み込むことができない状態のことです。食事は生命の維持や活動に必要なエネルギーを摂ることだけでなく、日々の生活の楽しみや人間関係を築く社交の場でもあります。高齢化により、摂食嚥下障害から誤嚥性肺炎を併発する患者さまが増えていることは、社会的な問題となっています。 摂食嚥下障害看護認定看護師は、摂食嚥下機能の評価から食事内容、食事摂取方法を検討し、口腔ケアやリハビリテーションの方法を提案することで、誤嚥や窒息、低栄養、脱水を予防・改善することを役割としています。「食べたい」と思う患者さまが一口でも食べることができるように、他職種からなる摂食嚥下支援チームの一員として活動しています。 また、地域で生活している人々がサルコペニアやフレイルといった低栄養状態を予防できるように、健康教育、支援活動を行うことも役割としています。 |