お母さんの体も赤ちゃんの状態も医師が健康状態を確認します。沐浴指導や授乳のお手伝いなども助産師、看護師がフォローします。
当院では公立の総合病院という利点を活かして、退院までの間に小児科医師が3回以上、新生児の健康状態を確認します。基本的な血液検査や黄疸の状況など小児科医師ならではの視点で赤ちゃんの発育状況を見守ります。退院後は1か月健診で体重・身長測定や小児科医師の診察もあります。
- 2週間健診
退院後、赤ちゃんの体重を測ったり、母乳育児や退院後の生活の様子をお聞きします。お母さんの体調や赤ちゃんについて心配なこと、育児についてご相談ください。
※予約制です。退院時にスタッフと相談して日時を決めていただきます。
- 1ヶ月健診
産後の身体の回復の確認と、子宮がん検診をします。診察して、問題なければ普通の生活に戻れます。
出産直後に早期母子接触を行い、早期の授乳開始に努めます。
出産後1日目より(帝王切開の場合は2日目より)お母さんと赤ちゃんの体調と相談しながら母児同室を行い、赤ちゃんが欲しがるたびに授乳を行っていきます。
お母さんの意向に沿って授乳を進めていきますが、赤ちゃんの体重減少率が8%を超えるようであればミルク補足を提案させていただくこともあります。授乳のこと、赤ちゃんが泣き止まないとき、困ったとき、疲れた時、私たち助産師・看護師が力になりますので、一緒に頑張りましょう。
産前産後は環境の変化やホルモンバランスの変化により気持ちが落ち込んだりすることもあるかもしれません。特に出産という人生の一大イベントを乗り越えた後には、急激な体の変化に加え、慣れない育児などにより一時的に落ち込むこともあります。誰でもそうなることがありえます。ひとりで悩まず、ぜひご相談ください。当院ではそのような時、マタニティメンタル外来の受診も可能です。